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事象の地平線 (event horizon)
2016-04-12 Tue 23:02
銀河系6 (2)

我々の住む地球は太陽系、更には銀河系の中に有り、
我々の属する銀河を天の川銀河と呼びます。
夏の夜空に見える天の川は、私達の属する銀河を内側から見た姿なのです。

宇宙には我々の銀河系以外にも、多くの銀河が存在していて、
天の川銀河は、その一つに過ぎませんが、
その直径はおよそ10万光年とされています。

地球から約3万光年の位置に天の川銀河の中心が有り、
そこ、いて座A*(いて座エー・スター)にはブラックホールが存在すると言われています。

ブラックホールの名は、皆さんも聞き覚えがあると思いますが、、
そもそもどういった天体なのでしょうか

太陽のような恒星は巨大な為、大きな重力を伴いますが、核融合による爆発力で
重力とのバランスをとり、その形を保っています。
しかし巨大な恒星の寿命が尽きる時、核融合は失われ自らの重力に耐えられなくなり
重力崩壊を起こします。
その結果、自分自身の中に落下して形が保てなくなり、
とてつもなく巨大な重力だけが残ってブラックホールとなる訳です。
しかし全ての恒星がブラックホールとなる訳ではなく、
太陽の30倍以上の質量が必要だとされています。

ブラックホール1
ブラックホールは、その巨大過ぎる重力の為、光すら吸収されてしまうので
肉眼では見えず望遠鏡による観測は不可能。
そこで周囲の天体の動きから逆算して想定する事になる。

ブラックホールの中心には非常に重い天体(特異点)が有り、
その周囲に強大な重力を纏っています。
この重力にひとたび捕らわれると、光すら逃がれられないので、
その内側がどうなっているのか外からでは窺い知る事が出来ない
そういった意味を込めて、重力の境界線を事象の地平線と呼びます。

事象の地平線の内と外は完全に切り離されていて、
一旦内側に入ると二度と外には出れないのです。

そんな事象の地平線を描いた映画が「インターステラ」
タイトルのInterstellarとは“星間(星と星との間)”という意味を持つ。

近未来、地球の寿命は尽きかけていた。
年々食料の生産量が減っていき、地球における人類の未来は閉ざされる。
新たなフロンティアを求めて旅立った探査チームがブラックホールに到達し
事象の地平線の彼方に見たものとは

この映画、かなり奥が深いので一度観ただけでは難解かもしれませんが、
特殊相対性理論や時間と重力の関係、運動の三法則、多次元理論など
科学的考証をベースにしつつ、
未知への冒険や家族愛などヒューマンドラマとしても描いていて見応え充分
是非何度か繰り返し観てもらいたい作品です。


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